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■【社説】ベルリンの壁崩壊が今韓半島で起こったら(上) 朝鮮日報 11/04 08:23
今月9日、東西ドイツを分けていたベルリンの壁崩壊から20年目を迎える。当時のコール西ドイツ首相は後日、自らの回顧録に「その当日になっても、1989年11月9日がドイツの歴史に一線を引く日になるとは思いもしなかった」と書きつづっている。
1985年に就任した旧ソ連のゴルバチョフ書記長がもたらした改革・開放の流れは、東欧の共産主義体制を根本から揺るがし、また経済難にあえいでいたソ連も、東欧の後見人としての役割を放棄した。しかし当時、西ドイツの政治指導者たちは、この流れが直ちにドイツ統一にまでつながるとは思ってもいなかった。コール首相だけが唯一の例外だった。野党の社民党と緑の党はコール首相に対し、「現実味のない統一のレトリックは中断せよ」と要求までしていた。
1989年7月17日、ハンガリーが西側のオーストリアとの国境を開放すると、多くの東ドイツ人たちがここを通じて西ドイツに押し寄せた。その影響により、18年にわたり東ドイツの独裁者として君臨していたホーネッカー書記長が10月に失脚した。それからしばらくたった11月9日、新たに成立したクレンツ政権が東ドイツ人による西ドイツへの自由な往来を認めると、ベルリンの壁が群衆の手により崩壊した。また、東西ドイツも統一に向けた交渉を開始し、翌年10月3日にはついに統一が実現した。
第2次大戦で敗戦国となったドイツは、戦勝国の米国、ソ連、英国、フランスなどの承認なしに統一を進めることはできなかった。当時の4カ国の中で、ドイツ統一に前向きだったのは米国のブッシュ大統領だけだった。英国のサッチャー首相とフランスのミッテラン大統領はソ連を訪問し、ゴルバチョフ書記長にドイツ統一を阻止するよう、ひそかに要求した。一方で西ドイツのコール首相とゲンシャー外相は、ブッシュ大統領を通じ、あるいは時には直接、執拗(しつよう)に彼らを説得した。ベルリンの壁崩壊の4カ月前には、ゴルバチョフ書記長をドイツに招待し、大規模な経済支援を約束する一方で、「ドイツとソ連は欧州の分断克服に貢献する」という共同声明を引き出すのに成功した。米国を積極的な後見人として確保し、またソ連に消極的反対へと立場を変えさせたドイツ外交の力量が、結果的にベルリンの壁崩壊をもたらし、英国やフランスなどの反対を乗り越えて、統一への道を切り開いたのだ。
http://www.chosunonline.com/news/20091104000013
■【社説】ベルリンの壁崩壊が今韓半島で起こったら(下) 朝鮮日報 11/04 08:23
北朝鮮は15年以上続く経済難により、体制の存続そのものが危うい状況にある。今この瞬間にも5万人を超える脱北者が中国や東南アジア諸国をさまよいながら、韓国行きを願っている。韓国の統一もドイツ統一と同様、誰もが予想できないときに、また誰もが予想できない方法で訪れるだろう。韓半島(朝鮮半島)統一も、周辺国の同意と支持が必ず必要となる。西ドイツが発揮した外交的な力量が米国を積極的な統一の賛成者に、ソ連を消極的な反対者としたように、韓国も外交力を発揮し、統一を支持する国々をさらに頼もしい後見者として確保しながら、統一に反対する国々の態度を改めさせ、あるいは黙認させる方向へと振り向けることができるか。これが大韓民国と8000万の民族の将来が懸かった分かれ道となる。
統一ドイツは最初の5年間、毎年1兆5000億ユーロ(現在のレートで約200兆円)もの巨額を東ドイツ地域に支援した。しかしそれでも現在に至るまで、旧東ドイツ地域の経済水準は西側の70%ほどにしかならない。東西ドイツ住民間の反目も相変わらずだ。しかし、ベルリンの壁崩壊の2年前に当たる87年には、東ドイツから500万人が西ドイツを旅行し、そのうち100万人は当時20代の若者だった。1年間に数十万人の東ドイツ人が旅券の発給を受け、海外旅行に出掛けたのだ。同じ共産主義国家でありながら、当時の東ドイツと現在の北朝鮮は、あまりにも様相が異なっている。分断から60年が過ぎた今も、1年にわずか200組から300組の離散家族が金剛山に集まり、夢か現実かも分からないような2泊3日の再会を経て、再び当てもなく別れるしかないような苦痛にあえぐ韓半島の南北と当時の東西ドイツは、文字通り比較にもならない。
統一ドイツは今や統一費用の負担から徐々に解放され、統一の効果を足掛かりとして、次の段階へと飛躍を始めている。北朝鮮は今日の大韓民国にとって、天罰でも下すかのように、常に計り知れない重しあるいは負担となっている。しかし長い目で見れば、北朝鮮こそが、大韓民国を第2の飛躍へと導く可能性と潜在力を秘めた地域だ。
しかし今、大韓民国で一体誰が、予想もできない瞬間と予想もできない方法で訪れる統一について、どれだけ悩み、また準備しているのだろうか。ドイツ統一の主役と脇役となったコール首相、ブッシュ大統領、ゴルバチョフ書記長が一同に会し、統一から20年を記念する姿を遠くから眺めるわれわれの胸に、ふと寂しさがよぎるのはまさにそのためだろう。
http://www.chosunonline.com/news/20091104000014
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第二次大戦の敗戦国のドイツの統一には、英仏を筆頭に西側諸国の反対があったそうですが、韓国主導の南北統一に反対してるのは中国くらいですからね。一部には日中が南北統一を阻止しようとしているなんて見当違いな見方をする人もいるようですが、とんでもない。日本は自国の安全の為にも、一刻も早く北のテロ政権が崩壊して自由と民主主義の価値観を共有できる統一朝鮮が誕生することを望んでるんですから、韓国民も、北朝鮮住民に今の豊かな生活を邪魔されたくないなんてエゴは捨てて、ゴルバチョフやブッシュを懸命に説得した西ドイツ政府のように、国際社会を味方につけて中共の妨害を阻止できるように頑張ってもらいたいですね。日本国民も北の延命費用を負担するなんて真っ平御免ですが、韓国主導の統一の為の協力なら惜しまないつもりですよ。
http://news.onekoreanews.net/detail.php?number=49717&thread=01r02
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