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嘉手納統合 省案にも 普天間移設

 投稿者:河合民子  投稿日:2009年10月31日(土)11時04分5秒
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  2009年10月31日 政治

  http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-10-31-M_1-001-1_001.html?PSID=701de5166a4843f4edb706a8eb3d5a1e

嘉手納統合 省案にも 普天間移設
外相 検証結果次第で


 【東京】岡田克也外相は30日の定例会見で、米軍普天間飛行場の嘉手納基地への統合案について、過去に自民党政権が米側と具体的に協議したことを挙げ、「なぜだめなのか検証したい。検証結果に納得できなければ、(嘉手納統合)案になる」と述べた。検証結果によっては、嘉手納統合を外務省案として鳩山由紀夫首相に報告する可能性を示した。

 岡田外相は、嘉手納統合案が省案としてまとまった場合、地元と意見交換する考えも明らかにした。同日の参院代表質問で嘉手納統合案が日米で議論し尽くされたと指摘されたことには、「前政権の大臣や事務次官など限られた人は分かっているかもしれないが、検証作業は新政権の外相として責任を果たすためには当然のことだ」と述べた。

 政府与党幹部が嘉手納町に示した15年間の期限付きで普天間飛行場を嘉手納に統合し、将来的に県外、国外移設を目指すとした案については「あらゆる議論をしているが、期限付きというのは念頭になかった」と述べるにとどめた。

 県出身、選出の与党国会議員が提案している硫黄島(東京都小笠原村)への移設には「米軍の要請に応えるだけの地理的位置にあるかというと、疑問に思う」と困難視した。

 鳩山首相が米軍への思いやり予算を再検討の対象とする考えについては、「どんな予算でも効率化は必要で一般論として検証すると思うが、根っこから見直す作業に外務省としては入っていない」と述べ、現段階で削減を前提とする再検討の考えはないことを説明した。

「苦渋の選択を押しつけない」
首相

 【東京】鳩山由紀夫首相は30日、参院本会議の代表質問で、米軍普天間飛行場移設問題への対応について「大事なのは県民の総意と言ってきたが、苦渋の選択を県民に押しつけるつもりは毛頭ない」と述べた。外務、防衛両省が検証した案や県民の民意を総合的に判断し、最終的に自ら決定する考えをあらためて示した。島尻安伊子氏(自民)の質問に答えた。

 各閣僚がそれぞれの見解を表明していることについては検証段階とした上で、「政治主導の中で活発に意見を交換している。さまざまな考えがあったとしても、最終的に隔たりが生じるわけではない」と述べた。

 平野博文官房長官も同様の見解を示した。

 北沢俊美防衛相は「民意を軽視する政治は必ず民意から反撃を受ける」と述べ、県民感情に配慮を示した。

嘉手納統合案 問題点を整理
日米協議

 【東京】岡田克也外相は30日、外務省でルース米駐日大使やライス在日米軍司令官らと米軍普天間飛行場の移設問題を協議した。同飛行場の嘉手納基地への統合案を困難視する米側に日本側が軍事的運用などを質問、問題点を整理した。米側の説明は一応終え、日本側は統合案の実現可能性を含め検証作業を詰める。

 有事即応性などを重点に質疑したとみられる。会談後、外務省幹部は「(統合案について)米側が難しいという問題点がクリアになった。(ルース大使らを呼んだ形での)協議は今日で終わるだろう」と話した。

 2日間の日米協議では、主に米側の説明を聞き、日本側の考え方は明確に表明しなかったとみられる。
 
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